資料作成を行い表を作成することが多いと思います。
その表の見直しなどを行った際に、合計関数セルと入力データセルを見分けられたら便利だと思いませんか。
また、表を使い回してデータを入れ替えて使いたい場合などです。
そんなときの方法の紹介です。
下の表は、太文字で黄色のセルに合計関数があります。文字列以外の数値セルがデータセルになります。
表の選択
先ず表の選択を行います。
表の中のセルを一つ選びます。連続していればどれでも良いです。
Ctrl+A
このショートカットを実行します。
すると表全体が選択されます。
下の表は「35」のデータが入ったセルを選択し、Ctrl+Aとショートカットで表全体を選択しました。
選択したデータ範囲の中で関数と数値データを選択
数値データセルの選択
Ctrl + Shift + [ ( [:左ブラケット、左大括弧)
Ctrl + Shift + [ 1回目
先ず選択した表一回このショートカットを実行すると文字列のセル以外が選択されます。
Ctrl + Shift + [ 2回目
データセルの横の合計関数セルを含んだ範囲まで絞り込まれました。
Ctrl + Shift + [ 3回目
更に3回目のショートカット
データセルまで絞り込まれます。
Ctrl + Shift + [ 4回目
更に4回目のショートカット
「該当セルが見つかりません」とメッセージがポップアップされ絞り込まれたことがわかります。
データセルが絞り込まれました。
ここでOKを押して、メッセージを消します。
データセルが選択された状態になっています。ちなみにここでDelet(削除)を行うと、データが全部削除されます。
関数セルを選択
Ctrl +Shift+] ( ]:右ブラケット、右大括弧)
関数セルは一回で全セルが選択されます。
データセルのときのように繰り返すと、合計対象に関数セルが含まれて順に選択されます。
Ctrl + Shift + ] ( ] :右ブラケット、右大括弧) 2回目
1Q、2Qの合計は合計関数を参照しています。上半期の合計は同じように1Q、2Qの合計関数を参照していて同じセルに絞り込まれています。
Ctrl + Shift + ] ( ] :右ブラケット、右大括弧) 3回目
3回目は更に絞り込まれて一番右下のセルまで絞り込まれました。このセルは参照先のセルが合計関数が入ったセルを参照しています。
Ctrl + Shift + ] ( ] :右ブラケット、右大括弧) 4回目
「該当セルが見つかりません」とメッセージがポップアップされ絞り込まれたことがわかります。
おわりに
表のデータセルと関数セルの選択方法を紹介しました。
資料作成時データの使い回しでデータ入れ替えなど行う際に発揮できる作業の効率化です。
コメント