新種ワイン ボジョレー・ヌーヴォーとは? 今さら聞けないあれこれ。【豆知識】

新種ワイン ボジョレー・ヌーヴォーとは? 今さら聞けないあれこれ。

毎年10月になるころニュースやCMなどで、「今年も間もなくボジョレー解禁」などと耳にすることが多くなりますよね。

そして10月末頃には「ボジョレーが初荷で運ばれて来ました」などのニュースが流れたりしていますよね。

そもそも「ボジョレー・ヌーヴォー」って何? と聞かれるとなかなか説明が出来ませんよね。

そんな今さらですが、わかり易くまとめてみました。

Le 25/08/2020, Denicé, Auvergne-Rhône-Alpes, France. Les vendanges 2020 ont débuté très tôt cette année dans le beaujolais.
目次

ボジョレー・ヌーヴォーとは?

フランスのボジョレー地区で、その年に収穫したブドウを醸造した新種ワインのことをいいます。

ボジョレー・ヌーヴォー ってなんで解禁日があるの?

フランスの法律で、毎年11月の第3木曜日午前0時と定められています。

なぜ解禁日が設けられているか?

ブドウをつぶさずに、そのまま発酵させる独特な製法でつくられることで、樽で寝かせるよりこの醸造法の新種のほうが美味しいと定評があります。

解禁日を設けていない頃は、早い提供をすればすぐに売れたようです。そうなるとだんだんと発酵が不十分なものが多く出回るようになってしまいました。品質が悪くなってしまったのですね。

つまり早出し競争が起きて品質低下が発生してしまったためです。

そのためボジョレーワイン協会が品質を守るために解禁日を設けたそうです。

以前は11月15日が解禁日とされていました。

しかし、土曜日や日曜日だと輸送されないことがあるため、1985年に11月の第3木曜日に変更されたのです。

ちなみに違反した場合は、ボジョレーワイン協会がワイン販売業者に対して販売停止の処分を下すようですが、解禁日前に飲んでしまった人には罰則はないとの事です。

日本で流行った理由は?

この解禁日は本場フランスで定められていることから、日本とは時差がありますので日付変更線の関係上、約8時間早く楽しめることになります。

日本は世界で最も早く解禁日が来ることから、1980年代中頃から1990年代初頭まで続いたバブルの頃、日本で大ブームとなりました。

初物好きの日本人と揶揄されながらも現在までにすっかりと定着し、日本の秋の風物詩となっていますね。

そんなことから日本への入荷量は世界のトップに有るようです。

ボジョレー・ヌヴォーの意味は?

・ボジョレー(Beaujolais):フランスのブルゴーニュ地方南部に位置するボジョレー地区
・ヌーヴォー(Nouveau) :フランス語で「新しい」という意味

ボジョレー地区でその年に収穫されたブドウを使ったフレッシュな新酒ワインと言う意味になります。

ボジョレー・ヌヴォーの種類は?

ボジョレーと名乗ることの出来るワインは、赤はガメイ種という品種のブドウ、白はシャルドネ種に法律で限定されています。

白は全体の1%程度しか生産されていません。

さらに、ボジョレー・ヌーヴォーは赤とロゼに限定されています。そのため、ほとんどが赤になります。

なぜボジョレー地区なの?

ガメイはブルゴーニュ地方南部のボジョレー地区を原産とする黒ぶどう品種です。

ボジョレー地区ではガメイ種がほかのブドウに比べ短期間でよく育ち、フレッシュで美味しいワインを作るのに適しているからです。

正式な名称をガメイ・ノワール・ア・ジュ・ブラン(=白い果汁の黒いガメイ)と言います。

ボジョレー・ヌーヴォーはなんで騒がれるの?

通常、赤ワインは秋の収穫、発酵、醸造の工程を経て翌年以降に飲まれることになります。

ボジョレー・ヌーヴォーはブドウをつぶさずに、そのまま発酵させる独特な製法でつくられます。

9月の収穫から約2ヶ月程度で飲めるようになります。

フレッシュな味わいで渋みが少なく口当たりも軽いため、飲みやすいワインです。

値段も手頃なので普段飲まない方にも飲みやすく、収穫祭のような面もあるため注目されるのです。

ボジョレー・ヌーヴォーを美味しく飲むには?

渋みが穏やかなので、冷やして飲んだほうがスッキリと味わいを楽しめます。

冷蔵庫で1時間ぐらいの目安に、ワインクーラーで冷やしても良いでしょう。

相性の良い料理は?

フレッシュでフルーティーなガメイ種のワインは、ハムやパテ、ソーセージなどシャルキュトリー(食肉加工食品全般)や、マイルドな白カビチーズと合わせるのがおすすめです。

チーズにはレーズンやベリー系のジャムなどのドライフルーツを添えるといっそう美味しくできます。

凝った料理よりも気軽におつまみや前菜と合わせて楽しむのが良いです。

ワインのあれこれ

ワインについて、こちらのページ「WINE」で紹介しています。

ワイン全般についてまとめていますので、是非のぞいてみてください。

おわりに

毎年秋になると耳にしながらも、あまりよく知らないボジョレー・ヌーヴォーについてまとめてみました。

意味を知ると楽しみ方に思いが入り、毎年の楽しみ方が変わると思いませんか。

今年の解禁日にはお気軽に楽しむことをおすすめします。

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