最近Amazon Musicを使ったらアルバムで聴きたい曲を再生しようとすると、指定した曲ではない曲が再生されて、聴きたい曲が聞けない状態です。
プレイリストの楽曲を再生しても、指定した曲と違う曲が再生されて聴きたい曲が聞けず、1曲目から順番に再生させることが出来なくなってしまいました。
以前聴けいてた曲もアルバムの中でシャッフル再生になり、知らない曲も再生される強制的にシャッフルした再生になっています。購入した曲ですらランダム再生になりました。
操作方法が間違っているのかといろいろと試しましたが改善されません。一体何が起きたのか調べてみました。
Amazon Musicで聴きたい曲が聴けないのはなぜ?
仕様変更により楽曲数は従来の200万曲から1億曲に大幅に増強されました。有料のAmazon Music Unlimitedと同じです。さらにポッドキャストを強化し、新たに芸能人やアーティストをMCに迎えた5つの独占番組を追加料金無しで配信しています。
Amazon Music Primeは、「Amazon Prime」会員向けに提供している音楽ストリーミングサービスですので無料サービスでは無いので微妙ですが。
しかし、再生の仕様も大きく変更されてしまいました。
聴きたい曲が聴けなくなってしまっています。アルバムや曲を再生すると「あなたが選んだアルバムを似た音楽とミックスしてシャッフル再生します」と表示され、強制的にシャッフル再生されます。
一部プレイリスト(厳選プレイリスト)のみオンデマンド再生(曲を選んで再生)に対応しているようです。
聴きたい曲を選択すると自動的にシャッフル再生されます。
スキップができなく、曲をダウンロードできない、ダウンロードしていた曲を聞こうとしても聴けないなど、従来とは全く操作が変わってしまいました。
一方で、楽曲や操作に制限を設けられてしまったのです。
これまで通り再生したい曲の指定、曲送り、曲戻し、シークバーの操作は、Amazon Musicがユーザーの嗜好から作成した「厳選プレイリスト」のみに限定されてしまい、その他はシャッフル再生となります。
このため、アーティストや楽曲を検索して特定の曲を流そうとしても、シャッフルで違う曲が再生されてしまいます。
ユーザーが作成したプレイリストも同様で、プレイリストにはない「傾向が似た曲」も交えてシャッフル再生されてしまいます。
曲送り、曲戻し、シークバーの操作は上限があり、回数を超えるとUnlimitedの登録ボタンが出現します。この他、オフライン再生機能も撤廃されているようです。(厳選プレイリストは可能)
スキップ回数には制限が
シャッフル再生されている曲を飛ばして次の曲へスキップさせますが、この回数にも制限が設けられました。
1時間につき6回までしかスキップできません。
シャッフル再生しかできない上に聞きたくない曲をスキップできないのは、改悪ポイントに感じてしまいます。
従来の様な好きな曲を自由に選んで再生するには、「Amazon Music Unlimited会員」になる必要が有ります。
SD音質のみ
最近は音質にこだわる方も多いかと思います。
しかし、配信される音楽がSD音質しか聴けません。
高性能なヘッドフォンやイヤホンを使ってハイレゾなどの高音質な音楽を楽しんでいる人にとっては手持ちのデバイスは高音質対応でも、手持ちの高性能機器が有効活用できません。
サービスの違いは
仕様変更前のプライム会員が利用できたAmazon Musicの仕様
- 再生曲数約200万曲
- 再生したい楽曲を選んで再生
- 曲をダウンロードしてオフライン再生
- 曲のリピート再生
- 曲送り、曲戻し、シークバーの操作
- 曲のスキップ
- プレイリスト作成
仕様変更後のプライム会員ができるAmazon Musicの仕様
- 1億曲再生可能
- 再生した楽曲を選んで再生が出来ない
- ダウンロード、曲のオフライン再生が不可
- 曲の指定、曲送り、曲戻し、シークバーの操作、リピート再生は一部のプレイリストのみ可能
- 曲のスキップは1時間あたり6回に制限
- アルバムやプレイリストの中の1曲を選択すると強制的にシャッフル再生
- オンデマンド再生は「曲を選んで再生できる厳選プレイリスト」のみ限定
- シャッフル再生の解除、好きな曲のみ、プレイリスト、アルバムのみを再生したい場合は、Amazon Music Unlimited に入る必要がある
- プレイリスト作成可能
おわりに
Amazon Music Primeが仕様変更による従来と操作が変わってしまったことについてまとめてみました。
使い勝手が良かっただけに惜しい限りです。
内容からするとアマゾンジャパンがAmazon Music Unlimited に加入させたい意図が伝わってきます。
1億もの曲が聞けるのは選択肢が大きく増えるので、月額料金を追加で支払ってもメリットがある方には朗報なのかもしれません。対象のユーザーには6ヶ月間無料で利用できるので、検討する値がある方はご検討をされてはどうでしょうか。
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