お気に入りのウールのセーター、着ているうちに袖口やウェスト周りが伸びてしまい、だらしなく見えることってありますよね。まだまだ着たいのに、もう手放すしかないのか…と諦めていませんか?
新品同様には戻らないかもしれませんが、ちょっとした工夫で形を整えることができます。手間は少しかかりますが、再び着られるセーターとして活躍してもらえます。
ここでは、自宅で手軽にできる「伸びたセーターのリカバリー方法」を紹介します。

セーターが伸びてしまう理由
一般的な布地は、たて糸とよこ糸を直角に織った構造で、あまり伸縮性がありません。一方、セーターやニットは一本の糸をループ状に編み重ねて作られています。
ループが集まった編地は空気を多く含むため、保温性や通気性に優れています。その反面、伸縮性が高いため、同じ方向に引っ張られると形が崩れやすくなります。
特に袖口や襟元、ウェスト周りはリブ編みになっていることが多く、着脱しやすい構造ですが、伸びやすい部位でもあります。
伸びたセーターを元に戻す方法
自宅で簡単にできる方法は主に2つです。
1. スチームで形を整える
アイロンのスチーム機能を使用して、セーターから5cmほど離して蒸気を当てます。熱で繊維を整えることで、伸びた部分を元に近づけることができます。
2. 50℃程度のお湯に浸す
私が実際に試して効果があった方法です。用意するものは以下の通り。
- 50℃程度のお湯(熱湯と水を1:1で混ぜると簡単)
- 洗面器やバケツ
- ゴム手袋(やけど防止)
- ヘアトリートメント剤少量(アモジメチコン配合のもの)
洗面器にお湯を入れ、トリートメント剤を少量溶かします。セーターの袖や胴回りなど伸びた部分を5分ほど浸します。
※セーターのタグに「30℃以上のお湯を使わない」とある場合がありますが、高温で縮む特性を逆手に取った方法です。熱すぎると縮みすぎる可能性があるため、50℃程度を目安にしてください。
浸した後は、ゴム手袋をした手で軽く絞り、水気を落とします。脱水機は使わず、バスタオルに包んで水分を吸わせると安全です。乾燥時に引っ張らないよう注意してください。
50℃のお湯は簡単に作れます。熱湯と水を1:1で混ぜるだけです。


処置した後の、乾燥をさせた出来上がりです。




腕の部分も胴回りも復活したと思いませんか!!
ベストも同様に処置しました。まるごとお湯につけて処置しました。
薄い生地でも効果は有るようです!!




自分的には十分満足です。
まとめ
伸びてしまったセーターでも、スチームや温水を使えば自宅で簡単に形を整えることができます。手間は少しかかりますが、お気に入りをもう一シーズン着られるのは嬉しいことです。
環境面でも、SDGsの観点からも「まだ着られるものを大切に使う」ことはおすすめです。ぜひ一度試して、お気に入りのセーターを復活させてください。


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