準決勝進出を決めたDSCとは何なのか調べてみました。
北京五輪第14日(2/17)・カーリング女子1次リーグ
世界ランク2位のスイス戦。勝ったら準決勝進出と聞いていて応援にも力が入っていました。
ちなみに日本は世界ランク7位。
結果は、日本4ースイス8 勝利できず通算5勝4敗
がっかりしていたら敗戦が決まった20分後にまさかの準決勝進出?!なんで?
ルールが分からないので調べてみました。

日本が準決勝へ行けない条件
準決勝へ進む条件として、日本が準決勝へ行けないのは、「日本が負け、英国、韓国が勝った」場合だったとのこと。
日本は負けてしまいましたが、同時刻で行われた試合で英国☓カナダ戦でカナダが勝って5勝4敗で並びましたが、4敗の韓国がスゥエーデンに負けたため、予選リーグ最終成績は、残り2枠に5勝4敗の英国、日本、カナダが並んでいました。直接対決の成績は1勝1敗。
最終的な判定はDSC(ドローショットチャレンジ)によるものでした。
DSC(ドローショットチャレンジ)とは?
順位決定に用いられるルールです。
複数チームが同勝敗で並び、当該チーム間の対戦成績が同じだった場合に順位決定を行う際に用いられています。
DSCとは、試合ごとに先攻、後攻を決める際に行われているLSD(Last Stone Draw ラストストーンドロー)で判定することです。
両チーム2人づつがショットして、ハウス中心から石の中心の距離を測定し、その距離が短い方が先行か後攻の選択権が与えられます。
ハウス中心からの平均距離。最も遠かった2投を省き、計16投の平均を算出します。
2チームが競い合い、複数のチームが競技を行うと対戦成績が同じになる場合があり、その際に先攻後攻を決めるLSDで順位を決めているのですね!
結果
英国:35.27センチ
日本:36.00センチ
カナダ:45.44センチ
カナダに9.44センチ差で日本が勝利
結果:日本は4位で準決勝進出となりました。
積み重ね
10日の初戦から8日間の対戦で一戦ごとに正確な投球を行い積み重ねてきたものが、このような判定で勝利を導いたのですね。
常に勝つだけではなく、高みを目指していると全て結果につながると感じます。
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おわりに
このあとの戦いに期待をして応援しましょう。
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