ここ数年、日本人の若い女性が入国拒否される事例が増えているとニュースで耳にするようになりました。
観光目的でハワイを訪れた若い日本人女性が入国を拒否され、強制帰国させられるケースが急増しているようです。
インフルエンサーとして活動している人は要注意！です。
その背景には何があるのか、何故？と疑問が起きたので調査してみました。
その原因は？
出稼ぎに来ていると疑いを持たれることのようです。
日本人女性の売春目的を疑われているのです！！
背景には、アメリカへ売春目的で行かれる女性が圧倒的に増えていることが有るようです。
日本国内でも聞かれる『パパ活』とか『エスコート』などのワードに対して警戒しているのです。
入国拒否が多い州はハワイが圧倒的のようですが、アメリカ全土に広がっていてロサンゼルス、ラスベガス、ニューヨークで売春を疑われて入国拒否を受けたという事例が多いようです。
海外のアルバイト案件
「キャバ嬢さん、モデルさん、容姿端麗の方、特に稼げます！報酬目安は4週間で400万円から、宿泊はプール付きの別荘です」
このような募集に応募する若い女性が多いようです。
円安もあり、いわゆる出稼ぎ風俗嬢として日本人女性がビザなしで海外で働くケースが増えており、米入管は警戒を強めているようです。
疑われやすい人の特徴は？
報道などでは、「女性1人の場合に入国拒否されやすい」「キャバクラ勤務と答えただけで拒否された」などの話を聞きます。
- 派手な身なりをしている人
- 滞在中の予定を具体的に答えられない人
- 1人で渡航している人
この3点に当てはまる特徴の女性が対象になることが多いようです。
ESTAで入国した人はアメリカで就労出来ません。
ビザ免除プログラム（VWP） を利用して渡米する旅行者の適格性を判断する電子システム
インフルエンサーとしてSNSでの活動をされている女性は、その活動が故、見た目は派手に見えたり、衣装としての服装をたくさん持っていたり、一人での活動や職業も曖昧になることから、入国の際に疑われてしまうのでしょう。
入国拒否され強制送還されるとどうなる？
入国拒否された場合は、強制送還されるのですが、それには二通りの方法があるようです。
これは今後渡米する場合を考えると、そのペナルティは大きいです。
・任意で帰ったとする
アメリカ旅行にはビザより取得が簡単な『EAST』を利用することが多いのですが、この『EAST』は入国審査時にトラブルが有ると、その後、使うことが出来なくなります。そうです生涯使えなくなってしまうのです！
・強制送還
さらに、強制送還された場合は、最低５年間はアメリカのビザの申請ができなくなります。
すなわちアメリカへは『入国禁止』となってしまいます。
強制送還後５年が経っていたとしても、そ問題の理由が解消されていることが証明されていないとビザの取得が出来ない可能性が高いようです。
アメリカは入国時にトラブルが有ると『生涯入国禁止』となるリスクが高い！
「アメリカの移民国籍法は、犯罪歴や明確に売春に関わった者は（アメリカに）入ってはならない、としてます。」
日本がESTA利用国の除外も？！
このEASTを利用できる国は４０カ国もないようです。
条件として「96.5%以上の国民がアメリカの入管法を守っている」などの一定の条件を満たしている国に対して認められた制度だそうです。
このまま入国審査でのトラブルが続くと、日本人のEAST利用が不可能になる可能性も有るようです。
この制度から外されるのは避けたいですよね。
入国拒否を受けないために出来ることは？
滞在するホテルや、帰りの飛行機のチケット、滞在中のスケジュールなどを説明できるように、事前に紙で用意しておく！
ビザであれESTAであれ、本来は「明確な渡米目的」があることが、その取得要件のひとつとなっています。
「基本的にアメリカ渡航で『着いてから予定を決めます』というのは認められないようです。しかし、実際の運用では黙認されているというのが現状だそうです。
もし疑われる不安がある人は、これ等を踏まえて、
・滞在中の予定をしっかり決める。
・帰りの航空券があることを証明できるようにしておく。
・必要な旅行資金があることを示す。
きちんとした”旅行者”であることを明らかにできるようにしておくのが必要です。
おわりに
インフルエンサーとしてSNSでのバズリを目的に、年齢に釣り合わない高価なブランド品を身に着けていたりしていると、アメリカでは売春関係の仕事をしているのではないかと疑われてしまうのです。
旅行を目的にすることを伝えることが重要です。
入国の際には派手な服装などは不要と考え、疑われることが無いように振る舞うことが懸命だと思います。
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