東京都知事選が6月20日告示され7月7日投開票されます。
立候補を表明する方々が続々と現れています。
その中のひとりに立憲民主党の蓮舫参院議員が27日に無所属で立候補を表明されました。
その出馬表明時の内容について違和感が!
ビジョンはあるのか?
ニュースで蓮舫氏の出馬表明を聴く限り、小池知事の政策に対する批判としか取れない内容でした。
都知事になろうとするならば、まずは日本の首都・東京都をどうしたいのかビジョンを示すことが必要でないかと違和感を覚えました。
『小池都政をリセット』を全面に打ち出した出馬表明でした。。
小池都知事が掲げた政策がすべて叶わなかったような発言内容でしたが、小池知事はかなり難しい政策を進めてこられていると思います。
現政への批判よりも、都知事になったら東京都をこの様に導いていくと具体的なビジョンを示した上で出馬表明し政策を示してほしいものです。
出馬表明時に重要なのは批判では無いと考えます。
野党の議員の1人としての国会での発言と代わり映えがしない内容でした。
先日の「つばさの党」を思い出してしまいます。(言い過ぎですかね?)
蓮舫氏の有名な発言
2009年11月、旧民主党政権時に国家予算を見直す「事業仕分け」での発言です。
これは世界一を目指すスーパーコンピューター開発計画に切り込んだ時の発言です。
小池知事の公約
- 待機児童ゼロ
- 介護離職ゼロ
- 残業ゼロ
- 都道電柱ゼロ
- 満員電車ゼロ
- 多摩格差
- ペット殺傷処分ゼロ
これが小池都知事の掲げた公約です。
都民としては求める内容で、現実的にはなかなか難し公約ですが、今後も実現させてほしい内容のものです。
しかし、全く結果がゼロでは無いと思います。
ペット殺傷ゼロは実現しています。他の政策も割合はそれぞれ有るようですが進められていて継続はされているようです。
東京都知事に求めるもの
出馬表明される方々は、いろいろな立候補理由を掲げられると思います。
しかし、都民として求めるのは現政への批判ではなく、都政を担う知事として自分はこうして行きたいとビジョンを持ち都民にとっての利益に繋がる政策を打ち出してほしいものです。
完璧でなくても実行してほしいです。
今の国会を聞いていても野党は与党の批判しかしません。批判ではなく代替案をしっかりと表明してほしいです。
歴代の都知事で記憶に残る石原知事
石原知事の功績は大きいと感じています。
「東京から日本を変える」
と宣言をされ1999年4月から2012年10月までの13年半にわたり都知事を努められました。
発言は過激でしたが実績は素晴らしいです。
東京の空がきれいになったのは石原元知事のおかげと思います。
財政再建に尽力され、福祉改革、インフラ整備、大規模イベント(五輪誘致)など
①大赤字だった東京都の財政を立て直し、五輪開催ができるほど「貯金」。
②歌舞伎町浄化作戦。
③カラス退治。
④朝鮮総連施設からの固定資産税徴収。
⑤東京の水道水を市販の飲料水並みに浄化。
⑥戦前に建造された築地市場の豊洲への移転を決断。(反対業者をも説得)
以外にも都内のディーゼル規制や羽田空港の国際線化復活、都立高校受験の自由化、ゲリラ豪雨対策、東京マラソン実現など次々と党派に関係なく速攻で対応していた記憶が思い出されます。
尖閣諸島買取も、なかなか動かない国をさしおいて行動され、政府も国の購入に動きました。
過激な発言の中にはしっかりとした信念を持たれていたと思います。
おわりに
東京都知事は首都・東京の首長となる立場の方です。責任はとても重く総理大臣と同じぐらいの仕事ではないかと思います。
新しいものを生み出す力の有る方に担ってほしいです。
出馬表明される候補者が、どの様な政策を打ち出し、現実味の有る内容かを考えて行きたいです。
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