観葉植物は部屋の雰囲気をぐっとおしゃれにしてくれるのに最適なアイテムで、一度は部屋においてお世話をしたことがあるのではないでしょうか。
生活に生命を感じられ、お世話をすることで日々のその変化に喜びを覚えます。
観葉植物を狭いマンションでも育てたいと思っている方に、参考になる注意点をまとめています。
部屋の空気がリフレッシュ
植物が沢山あると部屋全体の空気がリフレッシュしますよね。
インドアグリーンとも呼ばれ、インテリアとしても植物が空間にあるだけで雰囲気がぐっと良くなります。
そして植物を毎日観察することによって癒し効果で穏やかな気持ちにもなるし、日々の暮らしに植物が有るのはとても良いことと思います。
インテリアとして部屋に置いてみたいけど、「マンションで日当たりも良くない」、「ちゃんと育てられるのか」、「枯らしてしまわないか心配」、「どんな種類を選べばいいのか」と思っていませんか。
じつは室内で育てる観葉植物には手間がかからず、ポイントを押さえれば長く身近で癒してくれるものが多いです。
あまり日も当たらないマンションで初めて育ててみたいと考えている方向けに自分の経験をもとに紹介します。
初心者にも育てやすい
生活空間に潤いを与えてくれてストレスの軽減やリラックス効果が感じられる観葉植物。
オフィスや生活空間にセンスよいインテリアとして人気が有りますね。
観葉植物は、葉の形や色が美しい植物を総称したもので、熱帯から亜熱帯原産の常緑の植物や、それらの豊富な種類の園芸品種をさすことが多いです。
いろいろな種類やサイズが揃っているので、置き場所やスペースにあわせて自由に楽しむことが出来ます。
植物というと、太陽の光がないと育たないと思いますよね。
しかし、実際には直射日光は苦手で、葉っぱが焼けて枯れてしまう事もあります。
観葉植物は、直射日光など西日の強い日差しに長い時間当たると弱ってしまいます。
レースやカーテン越しの柔らかい光や、日光に少し当たる位を好む種類が多いようです。
観葉植物は、室内で直射日光の当たらない場所でも育ちます。これを耐陰性といいます。
耐陰性
植物が弱光の条件下で生存、成長する能力のことで、日照不足に耐えて生育する能力です。森林の暗い場所でも光合成を行ない独立栄養を営むことができる植物の性質の事。モミ・シイ・ブナや、ベニシダなどシダ類、コケ類はこの性質が強いとされているようです。
一般に、観葉植物は耐陰性がある品種が多いですが、中には日当たりの良い場所を好む種類の観葉植物もあります。
観葉植物はガーデニング初心者にとっても初めて育てるにはおすすめです。
観葉植物は室内で育てることを前提にしている鉢植えになります。
耐陰性が強く、強健な品種が多く乾燥にも強く、頻繁に水やりを必要としません。病害虫によって枯れることが少ないです。
いろいろなところで手軽に手に入れることが出来るのも、初心者にとってはハードルが下がります。
葉を楽しむものが多く、花が咲いたり実がなったりといった変化は少ないですが一年を通して身近に鑑賞でき、なによりも手間がかからず簡単で育てやすいです。
どんな種類があるのか
園芸専門店、ホームセンターの園芸コーナー、100円ショップ、ネットショップなどで手軽に入手できます。
さまざまなところで販売されているので、気に入った植物と出会い易いです。
自分は近くのホームセンターの園芸コーナーで見つけて家に連れて帰ってあげています。
観葉植物はその葉を見て楽しむ栽培植物で、人気のある一例ではモンステラ・パキラ・ガジュマル・ポトス・サンスベリア・ゴムノキ・テーブルヤシなどよく目にするものがあります。
変わったものとして、ウツボカズラ・モウセンゴケ・サラセニアのような食虫植物も含まれ、多肉植物などのサボテンの仲間や、苔類、花が咲くものもあります。
もみじなどカエデ類、ササ類やイチョウなども広義では観葉植物とされているようです。
葉の美しい形や色あいを楽しむ事で、自然を身近に感じリラクゼーションの効果が絶大です。
緑が身近にあると生命を感じられ、精神をリラックスでき気分が晴れますよね。
楽しみ方
楽しみ方としては、鉢植え、水栽培、ハイドロカルチャー、テラリウム、アクアテラリウムなどあります。
我が家は鉢植え、ハイドロカルチャ―、水栽培で育てています。
マンションは窓のない部屋が有ったり、窓の向きや部屋の位置で太陽光が入らない事が多いと思います。
私のマンションは近接する家屋のため、朝は日当たり時間が短い部屋、午後の時間にならないと日を浴びる事の出来ないリビングのつくりです。
私は主にリビングに置いて楽しませてもらい癒しをもらっています。
リビングの本棚の上や窓際のフローリングに置いています。
鉢植えは大きさに合わせ、気に入った鉢に植え、ハイドロカルチャーは透明のガラスの器を使いアクセントにしています。
初めての観葉植物を育てる押さえておきたいポイント
初めて観葉植物を育てるポイントの3つ。
日当たり、水やり、風通し
日当たり
一つ目の日当りです。
観葉植物は品種によって好みの日当り加減が違います。
基本的には日当りは必要ですが、観葉植物を置く部屋の環境に合わせて品種を選ぶべきです。
耐陰性が強い観葉植物でも、室内の窓の近くの明るい場所がおすすめです。
ただし気を付けたいのは直射日光。日当りが良いからといって直射日光は避けるようにしましょう。
直射日光が当たる場合は、カーテンやレースで加減をしてあげることが必要です。
直射日光は観葉植物の葉の色付きが悪くなる「葉焼け」といわれる状態になります。
気温の高い日に人が日光に当たると「日焼け」しますよね。植物も同じで「葉焼け」します。
水やり
二つ目は水やりです。
これも観葉植物の品種により水の量、頻度は違いますが、鉢の土の表面が乾いたタイミングで与えるのが基本となります。
土の表面が乾いて白っぽくなっている状態がタイミングです。
土の表面が湿っている場合は、土にまだ水が含まれている状態です。
その場合はまだ水やりは必要ありません。見た目で分かりにくいものもあります。
この時は土を触ってみて土がさらっとしていれば乾いている状態で水やりのサインになります。
水やりの量はたっぷりと与えます。
自分は受け皿から水が出てくるぐらいまで上げています。
たっぷりと水をあげることで土の中の水分や空気が新鮮なものに入れ替えることが出来、栄養分の吸収も良くなります。
受け皿に溜まり過ぎた場合は捨てるようにしましょう。
あまり頻繁に水を与え過ぎると、根腐れを起こして植物が枯れてしまいます。
また、観葉植物の品種によっては、冬の時期は休眠するため水やりは控える品種が有ります。
観葉植物を選ぶ際には、水やりの頻度も調べておくとよいですね。
風通し
最後の三つ目は風通しです。
観葉植物は、風通しのよい環境を好みます。
風通しが悪く湿気が溜まるとカビや害虫の発生の原因になります。
窓際などの風通しの良いところに置くことで、観葉植物は元気に育ち、さらに害虫の予防にもなります。
できるだけ風通しのよい置き場所に置いてあげてください。
部屋の空気が淀んでいるように感じたら、窓を大きく開けて風を取り込むか、換気をして空気の入れ替えをしましょう。
観葉植物が十分に呼吸できる環境を整えてあげることが重要です。
部屋の間取りやスペースの関係で風通し良くできない場合は、定期的にベランダなどに出してあげて呼吸させてあげてください。
その際に、エアコンの室外機の風が直接当たると、観葉植物は弱ってしまうので、置き場所は気を付けてあげてください。
まとめ
これからマンションで観葉植物を育てようと考えている方向けに紹介させて頂きました。
観葉植物はインテリアとしてもすぐれていますが、なにより部屋に自然の雰囲気を醸し出してくれて癒し効果が期待でき、殺風景だった部屋が活力ある空間にすることが出来ます。
3つのポイント:日当たり、水やり、風通し
このポイントを押さえて、事前に自分の環境に合った観葉植物を選んであげれば安心して育てられ、部屋の印象も変わる事と思います。
室内でも育てやすい観葉植物は品種もたくさんあり見た目も様々。特別な手入れをしなくても元気に育ってくれます。
お気に入りの観葉植物が部屋にあると仕事から帰る楽しみが増えます。安らげる部屋づくりに役立ててみてください。
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