寒い時期に暖房として活躍する石油ファンヒーターや石油ストーブ。
熱が伝わりやすく部屋が暖まります。
しかし燃料となる灯油はニオイが強く、手などに付きやすいですよね。そのうえ石鹸だけではなかなか落ちません。
そんな灯油が手についてしまった場合の落とし方のあれこれの紹介です。
灯油が手についたときの落とし方
灯油の分子はとても細かく、指のシワや指紋の溝奥深くにはいりこんでしまいます。手を洗っただけでは出てきてくれません。
サラダ油+せっけん
灯油のついた手に食用油(サラダオイルやオリーブオイル)をつけてよくなじませます。
灯油をうかせたらせっけんや、ハンドソープをつけてしっかりと洗い流します。
同じ効果を期待できるものとしてマーガリンを使う事もできます。
女性の方は気がつくと思いますが、メイク落としのクレンジングオイルと一緒です。
油汚れは油で汚れをなじませて落とします。
マーガリンを使うよりは、サラダ油のほうが手軽にあつかえますね。
食器用洗剤
食器用の中性洗剤の原液をつけて洗います。
一般的におこなってしまう方法ですが、皮膚へのダメージが大きく洗ったあとのケアーが大切です。
灯油のニオイの落とし方
洗っても落ちないニオイを落とす方法の紹介です。
みかんの皮
リモネンという成分が油を溶かす性質が有り、分子が非常に小さく、手の細かい溝に入り込んだ灯油を落とせるようです。
このリモネンはみかんの皮に含まれています。柑橘類に含まれているので、代用としてレモンやグレープフルーツも役に立ちます。
歯磨き粉
研磨剤が手の細かい溝に入り込んで灯油のニオイを落とせます。
消毒用エタノール
エタノールを手にとって手をもみます。数回できれいにニオイが取れます。
最近はコロナの影響もあり割りと身近にあります。
おわりに
石油ファンヒーターの修理をすることが多くなり、手についてしまった灯油の落とし方をまとめてみました。
クレンジングオイルと同じ原理で、身近にある食用油で下処理して石鹸で洗い落とせます。
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