ミラノ・コルティナ五輪の開催にあわせて、フリースタイルスキーが大きな注目を集めています。
モーグルやビッグエア、スロープスタイルなど、迫力あるジャンプやトリックの映像を見て、「すごいけど、種目の違いがよく分からない」「フリースタイルスキーって結局どんな競技なの?」と感じた人も多いのではないでしょうか。
この記事では、フリースタイルスキーについて、できるだけ専門用語を使わずに、全体像がつかめるようにわかりやすく解説します。
オリンピック観戦の予習としても、これから競技を知るための入門編としても読める内容にまとめています。
フリースタイルスキーとは?
フリースタイルスキーは、スピードだけを競うアルペンスキーとは違い、「ジャンプ」「技」「動きの美しさ」などを評価するスキー競技です。
雪の斜面を使ってジャンプしたり、回転したり、コブ斜面をリズムよく滑ったりと、見ていて分かりやすく、迫力があるのが特徴です。オリンピックでも人気が高く、「見て楽しい競技」として多くの人に注目されています。
フリースタイルスキーにはどんな種目がある?
フリースタイルスキーには、いくつかの種目がありますが、代表的なのは次の5つです。まずは「こういう種類があるんだな」という全体像をつかむだけで十分です。
| 種目名 | どんな競技? | 見どころ |
|---|---|---|
| モーグル | コブのある急斜面を滑り、途中でジャンプの技も入れる競技 | スピード感とリズムの良い滑り、ジャンプの完成度 |
| エアリアル | 大きなジャンプ台から飛び、空中で回転やひねりを行う競技 | ジャンプの高さと空中でのダイナミックな動き |
| スロープスタイル | コース上のジャンプ台やレールを使って連続して技を決める競技 | 技のバリエーションと流れの美しさ |
| ビッグエア | 巨大ジャンプ台から1回跳び、その1本の演技で競う競技 | とにかく派手なジャンプと高難度トリック |
| ハーフパイプ | U字型のコースを使い、左右にジャンプしながら技を繰り返す競技 | ジャンプの高さと連続技の完成度 |
それぞれの種目について解説していきます。
モーグル

モーグルは、コブ(でこぼこ)のある急斜面をスピードを出して滑り降りながら、途中のジャンプ台で技を入れる競技です。
「速さ」「ターンのうまさ」「ジャンプの出来」を組み合わせて評価されます。ガタガタした斜面をリズムよく滑り、きれいにジャンプを決める姿は、フリースタイルスキーの中でも特に分かりやすく、見ていて迫力があります。
エアリアル

エアリアルは、大きなジャンプ台から飛び出し、空中で宙返りやひねりを行い、きれいに着地する競技です。
イメージとしては「スキーを履いた体操選手」のような感じで、ジャンプの高さと空中での動きが最大の見どころです。成功か失敗かが一目で分かるのも、この競技の面白さです。
スロープスタイル

スロープスタイルは、コース上に設置されたジャンプ台やレール(手すりのような障害物)を使って、次々と技を繰り出していく競技です。
スノーボードのスロープスタイルとよく似ていて、「どれだけ難しい技を、どれだけきれいにつなげられるか」がポイントになります。トリックが好きな人には特に見ごたえのある種目です。
ビッグエア

ビッグエアは、とても大きなジャンプ台から1回ジャンプし、その1本の演技で技の難しさや完成度を競う競技です。
「とにかく高く飛んで、難しい技を決める」という、見た目にも一番派手で分かりやすい種目と言えます。テレビで見ても一瞬で凄さが伝わるのが魅力です。
ハーフパイプ

ハーフパイプは、U字型のコースの左右の壁を使って、ジャンプしながら技を繰り返す競技です。
こちらもスノーボードでおなじみの形式で、ジャンプの高さや技の完成度、全体の流れの良さなどが評価されます。
フリースタイルスキーの見どころ
フリースタイルスキーの面白さは、細かいルールを知らなくても楽しめるところにあります。
ジャンプが高いか、技が派手か、着地がきれいか。この3つを見るだけでも、「今のはすごい」「これは決まったな」というのが何となく分かります。
スピード競技と違って、成功と失敗が見た目ではっきり分かるのも、見ていて盛り上がるポイントです。
スノーボード競技との違いは?
最近は、スロープスタイルやビッグエア、ハーフパイプなど、スノーボードと同じ名前の種目も多くあります。大きな違いは、使う道具が「スキー2本」か「ボード1枚」か、という点です。
動きの見え方や技の入り方に違いはありますが、「ジャンプやトリックを楽しむ競技」という点では、かなり近いジャンルだと言えます。
オリンピックでの楽しみ方
フリースタイルスキーは、ルールを完璧に知らなくても十分楽しめます。
まずは「ジャンプの高さ」「技の派手さ」「着地のきれいさ」を見るだけでOKです。そこにお気に入りの選手が見つかれば、次の演技がもっと楽しみになります。
まずは全体像をつかんで、気になった種目から少しずつ知っていくと、フリースタイルスキー観戦は何倍も面白くなります。


コメント